30代・40代から発生する加齢臭も強烈な臭いで嫌になりますが、さらに高齢の方からさらに強烈な臭いを感じたことがありませんか?
それはそれは本当に強烈な臭いで近づく事も憚られるレベルです。
これは一般的に老人臭と呼ばれる臭い。
自分に孫ができたときに、孫から「おじいちゃんは臭いから近寄りたくない!」なんて言われたら、そのままポックリ逝ってしまいたくなるほどショックを受けそうなもの・・・
今回は老人臭と加齢臭の違いについて学んでいこうと思います。
老人臭ってどんなもの?
一般的に加齢臭と言うと中年男性からであり、老人臭と言うとお年寄りからする体臭のこと。加齢臭と老人臭にはどちらも加齢が原因となるのですが、それぞれニオイの原因物質が違います。
加齢に伴い、身体の内側からも発生する体臭をまとめて老人臭と呼びます。老人は体の免疫力から抗酸化作用からすべての機能が低下してしまっているので、身体中から強烈な後に残るニオイが出るのです。
- 加齢による悪玉菌の増加、腸内環境の悪化から進む便秘からくる悪臭
- 新陳代謝が若い人よりも低下していくために、加齢臭がさらに進んだ状態の悪化したニオイ
例えばこういった臭いのこと。口臭から便臭、原因のわからないニオイまで様々なので、全てをまとめて老人臭として知られているのです。
老人臭のニオイって?
加齢臭をもっと何倍もひどくしたような、鼻の奥まで入ってくるような古臭い油の混じったなんともいえないニオイです。人によっては卵が腐ったような感じや、納豆と卵を合わせたような感じとも表現しますよね。
ある程度の年齢を重ねると身体が老化してしまうので、ある意味老人臭が出てしまうのは仕方のないこと。どうしてもニオイは出てしまいます。
とは言え、できる限り臭いが出るのは避けたいですよね。
老人臭と加齢臭はメカニズムが違うので、ケアの仕方も異なります。両方にそれぞれ適切なアプローチをするのがベスト。腸内環境の良いお年寄りはニオイが少ないとされていますので、腸内環境から見直しましょう。
加齢臭と老人臭の違いはあるの?
加齢臭と老人臭はとても良く似ているものなのですが、加齢臭の発生状況と老人臭の発生する原因は全く違います。
老人臭は体内で発生する活性酸素のために過酸化脂質が増え、体の皮脂から発生する臭い物質を分解しにくくなっていることが原因。そのため様々なニオイが交じり合い臭気が強くなるのです。また老人は特に便秘になりやすく、ひどい時には薬が無いと排便が難しいので身体がニオイやすくなることに。
消臭作用を持つ飽和脂肪酸が体内で作られにくくなっていることも原因の一つ。そのために、老人臭はなかなか消えてくれません。
加齢臭は老人臭の始まり?
加齢臭と老人臭って似ていますから、見分けるのが難しいと思う方も中にはいますよね。
しかし、若い世代の40代の方に老人臭が出てくることはありませんから、加齢臭が強くなってきた時にはこまめに身体の内側と外側の両方からケアしてあげることが大切。
臭わない老人になるために
やはり加齢臭対策と同じように、普段から生活習慣・食生活の改善と適度な運動が大切です。
食生活は身体の酸化を抑えるために抗酸化作用を持つ成分を含む食材や、腸内環境を整えるために食物繊維豊富な食材や善玉菌を増やしてくれる乳製品などを取るようにしましょう。抗酸化作用を持つミネラル・ポリフェノール・ビタミンなどを多く含む食材は緑黄色野菜なので、それを中心に食事を取るようにして、食後にヨーグルトなどを食べるようにするとベストですね。
運動は激しい運動を急激に行うと逆に活性酸素を増やしてしまうので、有酸素運動がオススメです。特にオススメなのはウォーキングとジョギング。道具も特に必要ないので、手軽に始める事ができます。
有酸素運動は体内の脂肪や糖質を消費させます。結果として、血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させることが出来ますし、体脂肪も減少させることができます。心配機能も上昇しますしね。他にも良い事づくめです。
ただし、今まで不規則だった生活を一気に変えてしまうのは難しいと思います。自分がストレスを感じないように、可能な範囲で変えていきましょう。
もし臭いが出てしまったているという方は加齢臭対策グッズを使いましょう!加齢臭には外側と内側からのアプローチが必須です。
⇒加齢臭対策には、カラダの『内側から』『外側から』の2つのアプローチが必要!
外側からの臭いにはノネナールを除去することが大切。加齢臭対策専用の石鹸とシャンプーを使ってしっかりケアしてあげましょう。
内側からの対策は活性酸素の除去と腸内環境の改善が必須!食生活を変えるように先ほど言いましたが、これが中々難しいという方は、加齢臭対策専用のサプリメントを飲む事で足りない栄養を補ってあげるようにしてください。
自分の臭いに気づいたときに早急なケアを行うことが大切なので、放っておかないようにしましょうね。それが将来健全で健康な身体でいるために必要な事ですから。