パルミトオレイン酸が加齢臭の原因

加齢臭の原因は基本的にノネナール。しかし裏の番長･･･黒幕的な存在がいることに皆さんお気付きでしたか？

実はノネナールを除去しても、黒幕をどうにかしない限り加齢臭は復活してしまうのです。

黒幕の名前、気になってきましたか？え？もうこれ以上聞きたくない？

ダメです。言わせてください。私の役目がなくなってしまうので。

黒幕の名前は「パルミトオレイン酸」

今回はこのパルミトオレイン酸について学んでいきましょう。

パルミトオレイン酸って何だろう？

パルミトオレイン酸は皮脂腺から発生する皮脂に含まれる成分で、だいたい40代くらいから発生する脂肪酸のこと。年齢が若いうちはあまり発生しません。加齢臭が中年の方に多いのも、この成分が関係しているのです。

パルミトオレイン酸を含む身体の垢などを含んだ皮脂が、活性酸素によって酸化してしまうことによって加齢臭のもととなるノネナールという成分に変わります。要はパルミトオレイン酸の量を減らせれば、加齢臭自体も収まってくるというわけ。ノネナールが発生しにくくなりますからね。

しかし、若い世代でもパルミトオレイン酸が出てくる可能性はあるので、若いうちからに臭い出したら加齢臭予備軍ということも考えられます。若い方も十分注意してください。

パルミトオレイン酸は発生にも個人差があるの？

加齢臭の強い弱いに個人差があるように、パルミトオレイン酸の発生率にも個人差が見られます。

体内の脂肪と活性酸素の量が決め手。

例えば、食生活が揚げ物や肉中心の人は体内に脂肪も増えてしまいますし、抗酸化作用を持つミネラルやビタミンなどの成分も取れていないので活性酸素もガンガン増えていきます。そうなると非常にまずい状況だというのは皆さん分かりますよね？間違いなく強烈な加齢臭へとつながります。

パルミトオレイン酸はどんなことで増えてしまうの？

またパルミトオレイン酸を分泌させないためには、日々のストレス、アルコール、たばこ、煙紫外線などを避けるようにして、添加物を摂らないことがベストな対策法。

もし自分にパルミトオレイン酸が出ているのかをチェックしたければ、脇や背中デコルテ周辺などをティッシュやガーゼで拭ってみて、ニオイを確かめてみれば直ぐにわかります。不快な油臭さがあれば危険なサイン。すぐにでも対策を始めなければなりません。

喫煙はパルミトオレイン酸を増やしてしまうもの？

タバコは好きな人だと1日1箱、更にヘビースモーカーだと常に喫煙していないといられないくらい中毒性のある嗜好品。

しかしタバコ１本で百日寿命を縮めると言われる言葉があるように、その中に含まれる有害物質のニコチンは人間の身体の多くの害をもたらすもの。また、副流煙と言ってそばにいる人の健康にまで害を与えてしまいますよね。

そして喫煙は加齢臭を増加させてしまいます。これはニコチンに含まれている有害物質が体内に活性酸素を増やし、肝臓の機能に大きく影響する上に老化の原因ともなるから。結果として、加齢臭の原因になるパルミトオレイン酸を増やしてしまいます。

ただ健康に良くないだけでなく、悩みの原因である加齢臭を強くするので喫煙はほどほどにするようにしたいものですね。

どうすればパルミトオレイン酸を抑えられる？

皆さんも黒幕をなんとかしなければ！という気持ちになってきたと思います。

この黒幕をなんとかするには身体の内側からアプローチしていかなければなりません。

ポイントは２つ！

• 体内に脂肪を蓄積させない

まずは身体に脂肪を溜めないようにする方法ですが、これは脂肪を燃焼させやすい身体を作ることが必要になります。

そのためにはミネラルやビタミンといった成分を含む緑黄色野菜をしっかり食べて、ウォーキングやジョギングといった有酸素運動を行いましょう。

• 活性酸素の除去

次に活性酸素の除去ですが、これも同じように食生活の改善が必要です。抗酸化作用を持つセレン・亜鉛などのミネラル類、イソフラボン・カテキン・ルチンなどのポリフェノール、ビタミンC・ビタミンEなどのビタミン類など。

しかし、これらの成分を持つ食材を毎日のように食べるのは難しい方も多いと思います。

そんなときは加齢臭対策専用のサプリメントで足りない分を補ってあげましょう。

オススメは「えがおのゼロシュー」

「茶カテキン」「柿タンニン」という抗酸化作用が非常に強い成分が含まれており、身体の内側から加齢臭を消臭するサポートをしてくれます。

上手くサプリメントを使いながら、食生活改善と運動の習慣化を行って黒幕が発生する原因からやっつけてしまいましょう！