今では生活習慣の乱れ、食生活の変化、ストレスの多い社会、これらが原因で若いうちから加齢臭に怯える人も増えています。
若い人たちが一番気になっているのが「加齢臭は遺伝するのか?」ということ。自分の父親が加齢臭で、あんな臭いになりたくないと思っているのでしょう。
そこで今回は加齢臭は遺伝するのかどうかという疑問に答えましょう。
加齢臭になる原因は遺伝?
結論から言うと、加齢臭が遺伝するかどうかはハッキリと分かっていないのが現状です。
そもそも加齢臭というもの自体がハッキリと認識されたのが2000年のこと。まだまだ遺伝性についてのしっかりとした報告まではなされていないのです。
ただし、遺伝子で加齢臭が遺伝するのか確かではありませんが、親と同居していればどうしても生活習慣が似るので親の加齢臭が強ければ、子供にも同じようなことが起こるという可能性はあると言えます。
また小さい時から脂肪分や糖分の多い食事に慣れれば、体内の脂肪酸、皮脂も増加するので加齢臭が出やすい体質に・・・。
今普段の生活習慣が気になった方は、親に働きかけて一緒に対策を始めるようにしましょう。
加齢臭とわきがでは遺伝する確率はどちらが高いの?
加齢臭は生活習慣が主な原因であり、親のせいだけでなく成長してからの自分の生活が直接加齢臭につながるもの。
ただ同じニオイの悩みでも、わきがだけは50%の確率で遺伝するのは有名な話。また加齢臭には原因がはっきりわかっているので対策が立てられますが、わきがに関してはやはり遺伝の説が強いので対策が難しいです。
加齢臭はケアをしっかり行い、運動不足や生活習慣を改めれば改善に向けて良くなっていくものですが、わきがは専門的な治療が必要になるものなので違いを知っておきましょう。
まとめ
「加齢臭が遺伝するかどうかは分からないが、親と子の生活習慣は似るので、同じような生活習慣を続けていると加齢臭になる可能性は高い。」
これが現状出せる結論です。
もし今現在、「お父さんと同じ臭いになるのが嫌だ!」と思っている方がいましたら、すぐに生活習慣を変える努力をしましょう。
遺伝ばかり気にして普段の生活習慣を乱れさせていては、加齢臭が遺伝でなくとも高確率で加齢臭になってしまいますよ。
しっかりと今できることから始めましょう!