朝の通勤ラッシュ・残業続きの仕事での疲労・家での妻の小言などなど。ストレスが溜まる要因は現代社会に満ち溢れています。
また30代・40代ともなると仕事でも重要なポストについていたり、家族の大黒柱だったりと自分で抱え込むプレッシャーももの凄いはずですから、余計にストレスを感じるのではないでしょうか。
私も「ああああああああああああ」なんて意味もなく叫びたくなる時があります。
でも実はストレスは加齢臭にも関係があることをご存じでしたか?
下手をすると、ストレスで加齢臭が強くなって、また強くなった加齢臭でストレスが溜まるという最悪の悪循環になりかねません。
そこで今回はストレスと加齢臭の関係について学びましょう。
ストレスは加齢臭の大敵!?
加齢臭の原因はノネナール。ノネナールは皮脂に出てきた脂肪酸が活性酸素によって酸化することで出来る物質です。
問題は「なぜストレスで加齢臭が強まるのか」ということ。実は、ストレスは活性酸素を増加させてしまうのです。
活性酸素が増加すると、更に脂肪酸が酸化しやすくなってしまうのは分かると思います。しかし、活性酸素の増加は脂肪酸の増加にも繋がってしまうのです。脂肪酸が増えるのは、活性酸素が増加したとき。
つまり、ストレス状態だとノネナールを作る活性酸素と脂肪酸が増え続けるということ。ストレスが強ければ強いほど、続けば続くほど、更に発生してしまいます。
加齢臭の強さを決定づけるのは活性酸素。ストレスを以下に減らして活性酸素を抑えるのかが加齢臭対策では非常に重要だと分かっていただけたでしょうか。
ストレスで活性酸素が増加する仕組み
では、どうしてストレス状態だと活性酸素が増えてしまうのでしょうか。その仕組みを説明しようと思います。
ストレス状態のときは非常にイライラすることが多くありませんか?私は非常にイライラするタイプです。
このイライラを感じている時に交感神経の刺激という反応が起こります。すると、皆さんもご存じのアドレナリンが分泌されます。その結果として、自律神経による「恒常性の維持(ホメオスタシス)」が働き、アドレナリンを分解するための酵素が発生。
この際に活性酸素も一緒に発生してしまうという仕組みなのです。つまり、ストレス状態にある人は一連の流れが繰り返されるために活性酸素が増えてしまうというわけですね。
もう一度流れを下に簡潔に表しておきます。
- ストレスによるイライラで交感神経を刺激
- アドレナリンが分泌される
- ホメオスタシスにより、アドレナリンを分解するための酵素が発生
- 酵素と一緒に活性酸素も発生
やはり、ストレスを軽減することが加齢臭の軽減にもつながることが分かります。
ストレスによるその他の弊害
ストレスが溜まると脳内の中にセロトニンと呼ばれる快楽物質が減ってしまいます。
- 疲れやすい
- 食欲低下
- 便秘・下痢
- 免疫力低下
- 不眠
その結果として、上記ような様々な身体の不調が起きてしまうのです。
また人間関係などの精神的なストレスが続いた場合も、やる気がなくなったり集中力も低下しますし、毎日イライラしたり、とにかく怒りっぽくなりますよね。それだけではなく鬱状態で落ち込みやすくなったり、感情的になりやすくなり、仕事に支障も出てしまうのです。
リラックスタイムを作ろう
ストレスを軽減するためには自分なりのリラックスタイムを持つ事が大切。
読書だったり、寝室でアロマを焚いて眠りについてたり。自分なりにリラックスできることを見つけましょう。
オススメは有酸素運動。その中でもウォーキングとジョギングは特にオススメです。
有酸素運動は体内の脂肪や糖質を消費させることで、血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させることが出来ますし、体脂肪も減少させることが可能。加齢臭の元になる脂肪酸の分泌が抑えられるようになります。
うっすら汗をかくことは気持ちが良い事ですし、リラックス効果も見込めますよね。
急激に激しい運動をすると、逆に活性酸素を増加させてしまいますし、継続するのが難しくなります。有酸素運動を自分にできる範囲の運動量で始めましょう。
活性酸素の対策は?
ストレスでどうしても活性酸素が増えてしまった場合には、もちろん活性酸素に対する対策が必要。
活性酸素への一番の対策は「抗酸化物質を取り込む」こと。抗酸化物質はミネラル類・ポリフェノール・ビタミン類など緑黄色野菜に多く含まれています。
しかし、野菜好きな方は野菜中心の食生活でも大丈夫かもしれませんが、そうでない方には結構つらい。
そこで加齢臭対策専用のサプリメントを利用しましょう。オススメは「えがおのゼロシュー」
「柿タンニン」と「茶カテキン」という非常に抗酸化力の高い成分が配合されているため、活性酸素を除去する強い味方に!
ぜひ普段の生活に取り入れてみて下さい。