「加齢臭が出た!加齢臭が出た!」とは言いますが、一体どこから加齢臭が発生しているか分かりますか?
頭?腕?それとも背中?いやいや、足裏?
正確に自分の加齢臭がどこから出ているのか把握しないことには、適切なケアを行うことができません。
今回は加齢臭がどこから発生する可能性があるのか勉強しましょう。
加齢臭は耳の後ろ側、首筋からはじまる?
加齢臭は最初に耳の裏から発生し、だんだん全身から出るようになったという人が非常に多い。
耳の後ろ側をこすって臭って見たらすごく臭かった…という方は、それが加齢臭のサインと捉えて良いでしょう。もともと清潔にしているのに身体が臭くなってくるのは、何らかの危険信号。早い段階で気がついてケアしてあげれば、深刻に悩む必要はなくなります。
耳の後ろ側、次に首の後ろ、そして全身と回ってくるので、手遅れになる前に食生活の改善・運動の習慣化・加齢臭対策グッズで早めのケアを行うことが大切。
最近は30代でも加齢臭の予兆が見られますから、身体のニオイのチェックはこまめにするようにすると良いでしょう。
背中とデコルテにも加齢臭は出るもの?
加齢臭は広い面積がある部分で最も発生しやすく、更に汗をかきやすい部分にも発生しやすいです。とくに夏場などは、背中一面やデコルテ部分は汗もかきやすく、あせもになりやすいですよね。
とくに背中ニキビが出来やすい人は、汗もかきやすいためニキビが出来てしまう傾向にあるようですね。お風呂に入った時には背中も念入りに洗ってあげることが、清潔に保つためにも必要です。皮脂汚れと臭いを除去してくれる柿渋石鹸を使うとなお良いでしょう。
大部分に汗をかきやすい人は、加齢臭の範囲が広いと考えて間違いありません。しかし、汗をかきやすいのは体質ですが、加齢臭自体はしっかりしたケアで抑えられるもの。しっかりと加齢臭対策グッズでケアしてあげましょう。
顔や手のひらも加齢臭が出る?
手のひらと足の裏には皮脂腺が無いために、加齢臭は出ないとされています。
緊張すると手のひらにじっとりと汗をかく経験があると思いますが、それは嫌な緊張=ストレスからくるもの。人間は強いストレスを感じると手の中や足も発汗してニオイのあるじとっとした汗をかきますよね。これがよく言われる『変な汗をかいちゃったみたい』と表現される汗。この汗はだいたい30代から臭右葉にはなりますが、手から加齢臭が出ることはありません。
実は顔もニオイがたまりやすい場所。特に額から鼻にかけてのTゾーンは特にしっかりと加齢臭ケアが必要。
加齢臭が出やすい皮脂腺はしっかりと消臭ケアしてあげると効果的です。
脇の下からも加齢臭は出るもの?
脇の下には皮脂腺がいっぱいありますので、ここも加齢臭の発生場所になります。
脇の下にはアポクリン腺と呼ばれる汗を分泌する汗腺が存在しますが、そこから匂ってくるのがワキガと呼ばれるもの。加齢臭も脇から発生するのでワキガと同時に発生すると、とんでもない臭いになってしまいます。
脇からの臭いが気になる方は、わきがのケアと加齢臭のケアを一度に出来る「柿タンニン」が配合されている加齢臭対策の石鹸をオススメします。
陰部からも加齢臭は出るもの?
陰部はいつも下着で覆われているため蒸れやすく、足同様に臭いが出やすい場所。
陰部にも皮脂腺がありますから、ここに雑菌が加わってノネナールが発生します。陰部から発生する加齢臭は、陰部に存在する雑菌とたくさんある皮脂腺のせい。常に清潔に保って臭いの原因を作らないことが大切です。
例えば夏の汗をかきやすい時には、こまめに下着を取り替えるのがおすすめ。清潔に保つために、身体の加齢臭が気になる時には外出先でもトイレで変えるようにしましょう。
ただし、陰部の場合は加齢臭だけでなく、すそワキガの可能性もあるので素人では判別が難しいです。気になる場合はまず専門医に診てもらいましょう。
参考 草思社 加齢臭読本