あっついあっつい夏・・・。外回りで汗をかいて社内に戻るのが嫌だった。
「でも、もう大丈夫!秋・冬になれば汗もかきにくくなるし、加齢臭も収まるハズ!」なんて思っていた方々・・・。申し訳ありませんが、その幻想をぶち壊させていただきます。
実は加齢臭は秋・冬に最も注意しなければなりません。
そこで今回は季節ごとの加齢臭対策について学んでいきましょう。
秋・冬でも加齢臭のニオイは出る?
もちろん出ます。というよりも、実は秋・冬の加齢臭の方が厄介。
そもそも加齢臭の元となる皮脂は気節によって、分泌量が極端に増えたり減ったりするものではありません。
どの季節でも一定の量は確実に分泌されています。だから秋・冬になって加齢臭が急に収まるなんてことも当然ないわけです。
では、なぜ春・夏よりも秋・冬の方が厄介なのか。季節ごとの加齢臭別に見てみましょう。
季節ごとの加齢臭
人間の身体って良くできていますよね。季節に合わせて身体のリズムも変わります。体温であったり、発汗の量であったり。
気温だけでなく、着る服・食べ物・人間関係の変化・心の移り変わりなど様々な要因の変化が季節ごとにあるからですね。
もちろん加齢臭も季節によって変わってきます。そこで季節ごとに何が原因か学びましょう。
春
春は一番環境変化が大きい季節ですよね。
冬から暖かくなってきますし、人間関係も一番大きく変わる季節。年度始めということで心機一転、気持ちを新たに引き締める方も多いはず。
しかし、環境変化が大きいということは「ストレス」が溜まりやすくなるということでもあります。
新しい環境や人間関係に馴染めないなんてことも1番起こりやすいですよね。自分が加齢臭だとすれば尚更。
「五月病」という言葉もあるくらい、実は春は精神状態が不安定になったり鬱になったりする時期なのです。
つまり、春は「ストレス」が溜まる=加齢臭が強まってしまう季節ということになります。
夏
むしむしムシムシ蒸し蒸し・・・あつ~い夏。毎日のように朝から汗をかいて、通勤ラッシュの電車内も汗臭いニオイが充満していてきつい・・・。
1番嫌な気節だと思っている加齢臭の方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は加齢臭の方にとって夏は本当は1番過ごしやすい気節なのです。
夏は気温が高く「汗腺」の働きも活発。だから、まるでサウナに入っている時のようなサラサラで綺麗な汗が出ていることがほとんど。この汗には不純物も入っていませんし、加齢臭と混ざってもそれほどきつい臭いにはなりません。
それに夏って加齢臭とは関係なく、誰でも汗をかきますよね。みんな1番汗の臭いに気を使っている季節。だから、加齢臭の方もいつもより念入りにケアをしてあげているはずですし、他の気節よりも臭いが抑えられていることが多いのです。
もし臭っていたとしても、夏は誰でも臭いがきつくなるので他人の臭いはスルーしてくれます。他の気節よりも誤魔化しが効きやすいのです。
秋
暑い夏から解放されて涼しくなってくる秋。汗も出ないし加齢臭から解放されたと思っていませんか?
実は秋が一番加齢臭に注意しなければなりません。
秋って結構気温の変化が激しいですよね。涼しくなってきたと思えば、急に暑くなったり。
厚めの上着を着てみたら暑くて蒸してしまうし、逆に脱げば肌寒さを感じてしまうなんてこと誰でも経験があると思います。
この不安定な行動は身体のリズムにも悪影響を与えてしまい、活性酸素を増やしてしまう要因に。つまり加齢臭もきつくなってしまいます。
また、秋は汗腺の働きも鈍くなって、ヌメッとした嫌な汗をかいてしまいます。この「悪い汗」には加齢臭の元となる脂肪酸が多く含まれているので、加齢臭がより発生という事に。
脂肪酸も活性酸素も増えやすい秋。夏よりも気を付けないといけないことが分かっていただけたでしょうか。
冬
秋と同じく冬も加齢臭がきつくなってしまう危険な季節。
秋と同じように冬も脂肪酸を多く含んだ嫌な汗をかいてしまいます。
「え?流石に冬は汗自体出ないでしょ。」
なるほど。確かに死ぬほど寒い外にずっといる人なら汗をかかないかもしれません。でも、一日中寒い外に立ちっぱなしなんて人はほとんどいませんよね。
意外と冬って汗かきませんか?寒いからみんな相当着込んでいると思います。でも、電車の中だったり、映画館だったり、室内は暖房やストーブがガンガン効いていて、むしろ暑くて汗をかきますよね。
だから冬だから汗はかかないと思っていると痛い目を見るわけです。
また、着込んでいると臭いもこもりますよね。そうすると脱いだ時にこもっていた臭いが広がって周りの人を卒倒させてしまう可能性も。流石に卒倒は言いすぎですけど。
冬も相当加齢臭に気を使わなければならない気節というわけですね。
季節ごとの対策法は?
もちろんどの季節でも加齢臭対策グッズを使って適切なケアをすることが大事。しっかりと石鹸やシャンプーでノネナールを除去して、食生活の改善とサプリで内側から活性酸素の除去と腸内環境の改善に努めましょう。
それに加えて季節ごとに対策することが大事です。
春
春はしっかりとストレスを軽減するリラックスタイムを作ることが大切。入浴・読書・アロマを焚くなど色々なリラックス方法があると思います。
オススメは有酸素運動。特にジョギングやウォーキングが手軽に始められます。
有酸素運動は体内の脂肪や糖質を消費。結果として、血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させ、体脂肪も減らせます。うっすら汗をかくようにすると、サラサラの汗が出て気持ち良いですよ。
夏
夏はやはりこまめに汗を拭くことが大事。服もこまめに加齢臭専用の洗剤を使って洗うようにしましょう。外に出て臭いが気になる場合は、加齢臭用の消臭スプレーを持ち歩くようにすると尚良しです。
秋・冬
秋・冬はやはり肌を乾燥させないこと、しっかりとお風呂に入ることが大切。
肌が乾燥していると皮脂も出やすくなりますし、しっかりと保湿ケアをしてあげましょう。
また秋・冬はたまにお風呂に入らない人もいるかと思いますが、それはダメ。汗の量が少なかった日でも皮脂はしっかりと分泌されています。最低でも1日1回はお風呂に入って、その日の皮脂はその日の内に洗い流してしまいましょう。
そうすれば嫌な汗をかいたときの臭いも抑えられます。
まとめ
加齢臭は秋・冬でも安心できるわけではないということが分かっていただけたでしょうか。
どちらかというと夏の方が誤魔化しも効くし過ごしやすいんですね。だからといって対策をしなくて良いというわけではありませんが。
ただし忘れないでいただきたいのが、どの季節でも共通して「加齢臭対策グッズ」で対策することが1番大事だということ。
加齢臭には1年を通して適切なケアが必要だということです。